この記事でわかること
- マネジメントの定義と一部概要
- マネジメントで気を付けること(注意点)
- 20代マネージャークラスが普段のマネジメント業務で気を付けている(注意している)こと
- マネジメントの本質
- 経済学的観点とその一部知識
Tokky(とっきー)そのことに関して個人的に挙げると、主に次の5つとなります。
- 人に任せない・任せすぎないこと
- 付加価値の創出もしていくこと
- 属人化または属人性を正しく扱うこと
- 相手の視座および視点を考慮すること
- 様々な要素間のバランスを適切に調整していくこと
現代では、ライフワークバランスやハラスメント、コンプライアンスなどに対する意識の高まりおよび法整備、リモートワークの普及、世代間における価値観の違いなど、様々な変化が生じています。
その結果、部下を含めた他の人との接し方一つとっても以前とは比べものにならないほど気を遣う必要が出ました。
そして、このような時代背景や変化によってマネジメント活動は複雑化してしまい、またそのことに伴って難易度も増しています。



そんな中、自分は社会人になって半年でSV(スーパーバイザー)という現場管理職になり、2年目で多岐にわたるマネージャークラスの業務をこなすようになりました。
- 目標・指標の設定(予算・売上管理)
- 組織運営(チームマネジメント)
- 人材マネジメント
- 部門間または外部のステークホルダーとの連携や調整
- 新しい企画・戦略の立案と実行
- 知識や情報の更新・共有および伝達
- その他の業務
そこで今回は、その経験や普段のマネジメント業務を基に、
マネジメントにおいて気を付けること(注意点)
について、体系的にお話ししていきます。
マネジメントの定義
本題に入る前に、まず個人的に整理して定めたマネジメントの定義について簡単にお話ししていきます。



詳細は以下の記事をご覧ください!


マネジメントとは
今回のお話におけるマネジメントとは、
のことを指します。
このことに伴って、次の言葉も以下のような内容を指すものとします。
経営資源とは
ここにおける経営資源とは、その主体が保有しているすべての資源のことを指し、大きな分類として5要素とマッキンゼーの7Sがあります。
成果とは
成果とは、
あることをして得られたよい結果
引用:コトバンクー成果(読み)セイカ デジタル大辞泉
のことです。
付加価値とは
ここにおける付加価値とは、全く何もないところという意味を指す潜在的な価値を含む既存の価値に新しく付け加えられた価値のことです。
総合体の主な中身
今回の話における総合体は、主に
- 手法
- 仕組み
- 活動
- 行動
- 活動または行動主体
- 過程(プロセス)
の6つの要素を包含した内容を指します。
マネージャーとは
先程定めたマネジメントの定義も踏まえて、個人的に思うマネージャーとは、
のことです。
そのため、本来の意味では、社長や部長、現場リーダーなどを含めた管理職の方ほぼ全員がマネージャーにあたります。
しかし、実際では、課長や係長、規模が大きいところでは部長などの中間管理職に該当する役職として扱われることが多いです。



そのため、マネジメントについて深く考えていくにあたっては、この言葉の意味を明確に分けて正しく認識することが肝心となります。
気を付けること・注意の意味
そして、「気を付けること」と「注意」の言葉の意味も一応ここではっきりとさせておきます。



細かくて面倒な部分ではありますが、実際でも気を付けることとして、言葉の意味の認識や捉え方のズレなどがあります。
気を付けることとは
今回のお話における気を付けることとは、
です。



言い換えれば、実際に物事を行う中で、それが本質的あるいは概念的にズレていかないようにするための注意点です。
そのため、今回のお話における気を付けることは、“気を付けること(注意点)”と表記しています。
一般的な気を付けるの意味
気を付けるという言葉そのものの意味は以下になります。
引用:コトバンクー気を付ける(読み)キヲツケル デジタル大辞泉&精選版 日本国語大辞典
- デジタル大辞泉
- 注意を払う。
- 元気をつけさせる。
- 気づかせる。思い出させる。
- 精選版 日本国語大辞典
- 気づかせる。思い出させる。
- 注意力をはたらかせる。
- 意識を回復させる。正気にさせる。
- 元気をとりもどす。景気づける。
注意とは
そして、ここにおける注意は、一般的な意味はもちろん、次のような心理学的要素および観点の意味も含んでいます。
「注意とは、同時に起こり得る複数の対象や思考の流れの中から、一つを明確かつ鮮明な形で心の中に取り込むことである。[…] それは、他のものに効果的に対処するために、あるものから手を引くことを意味する。」
引用:Paris Brain Instituteー注意
※引用元は英文記載のため、和訳して掲載しています。
一般的な注意の意味
注意という言葉の一般的な意味は次になります。
引用:コトバンクー注意(読み)チュウイ デジタル大辞泉&精選版 日本国語大辞典
- デジタル大辞泉
- 気をつけること。気をくばること。
- 悪いことが起こらないように警戒すること。用心すること。
- 気をつけるように傍らから言うこと。忠告。
- ある一つの対象を選択し、認知・明瞭化しようと意識を集中する心的活動。同時に、その他のものは抑制・排斥される。
- 精選版 日本国語大辞典
- あることに特に気をつけること。心をくばること。心理学では、対象のなかから、あるものを特に明瞭に認知しようとする努力をいう。
- 警戒すること。用心すること。
- 傍から気をつけさせること。外から忠告すること。心ぞえ。
- 本文に加えられた注の表わす意味。
マネジメントで気を付けること(注意点)
ここまで、マネジメントとマネージャーの定義、今回のお話における気を付けることと注意の意味について、明確にしてきました。
それらを念頭に置いた上で、冒頭で挙げた5つのマネジメントで気を付けること(注意点)について、それぞれ詳しくお話ししていきます。
人に任せない・任せすぎないこと
第一に、マネジメントで気を付けること(注意点)として、人に任せない・任せすぎないことがあると個人的に感じます。



少し主観的な部分はありますが、マネジメントにおいて次のような話をよく見かけます。



確かに、この話の内容自体は間違っておらず、個人的にも正しいと感じています。実際、ドラッカーのマネジメント理論でも以下のように展開しています。
「(中略)マネジメントは、部下に成果をあげさせることによって、自らの仕事の専念できるからである。マネジメントの仕事ではない活動、マネジメントでは貧弱な成果しかあげられない活動、時間ばかりとられる活動から解放されるからである。」
引用:【エッセンシャル版】『マネジメント 基本と原則』 P.F.ドラッカー【著】上田惇生【訳】 P.80
しかし、だからと言って、
「じゃあなんでも人に頼って任せよう」
という考えに至るのは誤りです。
なぜなら、そのことから生じる情報の非対称性※などによって
進捗や状況などの実態を十分または正確に把握できなくなることがある
ためです。
※情報の非対称性とは
当事者間における情報の格差のことを指す経済用語です。
把握ができなくなってしまった場合、その結果として、次のような領域で様々な問題や弊害が起きてしまいます。
問題や弊害が生じる主な領域
- トラブルまたはイレギュラーな事態における適切な対応
- 分業または資源分配の調整
- 生産性の向上および業務の効率化
- 問題やトラブルが生じた際の根本原因の解明
- 方向性および意思決定・判断・指示などの内容



実際に、人に任せすぎて自分が把握できずに上記のような領域で問題や弊害が起こり、最終的にマネジメントが形骸化したというパターンをいくつか見てきました。
よって、マネジメントを行う際、自分で仕事を抱え込むことはよくないですが、逆に任せすぎもよくないということです。
付加価値の創出もしていくこと
第二に、付加価値の創出もしていくこともマネジメントで気を付けること(注意点)として個人的にあると感じています。



特に、変化を恐れるまたは避けて安定ばかり求めている場合に気を付ける(注意する)必要があると個人的に感じています。
このことに気を付けなかった(注意しなかった)場合は、最終的に
という考えまたは状態に陥ります。
そもそもとして、マネジメントの本質は、成果をあげるとともに付加価値を創出していく総合体です。
つまり、本来のマネジメントには成果をあげるという要素だけでなく、付加価値を創出するという要素も含むことになります。
そして、そのことから、結果的にマネジメントは、事業または組織の継続・維持・成長(発展)をさせる役割を担うということにもなります。
この内容を踏まえ、ただ単に成果をあげるということだけに着目して行っていた場合、次のようなことが起こりえます。
ただ単に成果をあげているだけだと…
- 事業または組織の継続・維持しか担わなくなる
- 本来担うはずの成長(発展)が外的要因でしかがされない
- 長期的に見れば衰退していくことになる
- マネジメントで大切なことが守られない
- 自分が偉いと思うようになる
- 人をしっかり見なくなる
- 人をコストや単なる労働力としてみるようになる
- リスクや失敗、変化を恐れるようになる
- 柔軟性がなくなる
- マネジメントの仕事が一部されていないことになる
- イノベーションの創出がされない
- 知識や情報の更新・共有および伝達がされない



そのため、ただ単に成果をあげるだけではなく、付加価値の創出もしていくことに気を付ける(注意する)必要があります。
属人化または属人性を正しく扱うこと
第三に、マネジメントで気を付けること(注意点)として属人化または属人性※を正しく扱うことも挙げられます。
※属人化または属人性とは
属人化とは、特定の業務を遂行するのに必要な要素※が特定の個人に属し、他者による代替や共有、ならびにその業務の標準化が困難になっている状態のことです。
※知識や情報、経験、スキル、判断、ノウハウなど



一方、属人性はこの属人化とほぼ同意義ですが、言葉の意味合いやニュアンス、観点など少し異なる部分があります。



マネジメントにおいて「属人化は避けた方がいい」という話も個人的にはよく見かけます。
実際、自分もマネジメントで重要なこととして、属人化を避けることを挙げました。
しかし、そのようなことから
「“属人=悪”、だから属人化は何があっても避けよう」
という考えに至るのは行き過ぎです。
なぜなら、
意図的に成果をあげるとともに付加価値を創出していく構造や設計の一部に属人化または属人性を組み込んで機能させることができている
場合、マネジメントは成立していることになるからです。
確かに属人化または属人性には様々なデメリットがありますが、一方で、
- 付加価値を生みやすい
- 希少性が高い
- イノベーションの源泉となる得る
- 専門性または創造性が深まりやすい
- 人的資本の強化につながる
- 当人のスキルアップが臨める
- 責任感によるエンパワーメントの促進が期待できる
- 特定の状況下では有効的または生産的な手段となる
などといったメリットもあります。
そのため、観点によって属人化および属人性は、自身が定めたマネジメントの定義における
- 経営資源を効果的かつ効率的に活用(する方法または手段)
- 成果または付加価値
という部分の一部に該当します。
※各関係性を数式で表した場合
- 属人化
- 属人性



他方、マネジメントで大切なこととして「人をしっかり見ること」があります。
そのようなことも含め、マネジメントでは属人化または属人性に関する扱い方には気を付ける(注意する)必要があると言えます。
相手の視座および視点を考慮すること
第四に、マネジメントで気を付けること(注意点)として、相手の視座および視点を考慮することもあると個人的に感じます。
前提として、マネジメントには下図のような4種類※に区分できる階層別マネジメントという種類があります。
※下図はTokky(トッキー)独自の区分であり、一般的にはトップマネジメント・ミドルマネジメント・ロワーマネジメントの3種類で区分されることがほとんどです。


ここで、各階層で求められる役割または業務内容が異なることに伴い、責任の範囲や扱う情報の内容および量なども異なります。



階層別マネジメントの詳細は以下をご参照ください!
そして、各階層を実際に担うのは、
- 経験/スキル
- 考え方/価値観/捉え方
- 学力(理解力/知識または情報量/思考力など)
- 興味/関心
- 特定の相手に対する好感度
などといった特性が異なる個々の人たちです。



そのようなことから、ある事柄を取り扱う際には階層の違いによって視座と視点が異なり、また個人特性の違いによって視点はさらに異なることになります。
したがって、指示出しや話し合いなどのコミュニケーションの場においてこのことに気を付けない(注意しない)と、コンフリクトや認識のズレ、すれ違いなどのトラブルを招く可能性があります。
ちなみに、コミュニケーションに関して、ドラッカーのマネジメント理論では次のような内容があります。
「(中略)同じ事実を違ったように見ていることを互いに知ること自体が、コミュニケーションである。」
引用:【エッセンシャル版】『マネジメント 基本と原則』 P.F.ドラッカー【著】上田惇生【訳】 P.163



この内容からも、マネジメントでは相手の視座および視点を考慮することに気を付ける(注意する)必要があることが読み取れます。
コミュニケーションをコストとしてみること
ここで、コミュニケーションをコストとしてみることもマネジメントにおいて気を付けること(注意点)としてあります。



なぜなら、取引経済学の観点ではそのように捉えることから、“コミュニケーション回数は多ければよい”というわけではないためです。
よって、必要以上に会議などの話し合う機会や時間を多くしないように気を付ける(注意する)必要もあります。
様々な要素間のバランスを適切に調整していくこと
最後に、個人的にマネジメントで気を付けること(注意点)として、様々な要素間のバランスを適切に調整していくこともあります。
このことは、特に
- マネジメントで重要なこと
- 一貫性・相関性があること
- 合理性や柔軟性を重視すること
- マネジメントの役割または必要性
- 各要素間のバランス調整
を実現する上で非常に必要です。



この点を踏まえた上で、様々な要素の中で、特に気を付けた(注意した)方がいいと個人的に思うものは次になります。
- 中長期と短期
- 全体と細部
- 合理性と人間性
- 柔軟性(自主性や主体性など)と統制
- 責任と権限
- 安定と変化(革新)
中長期と短期
マネジメントでは物事を中長期的な視点で捉えて行うことが基本ですが、場合や状況に応じて短期的な視点を持って行う必要もあります。



ここで、物事を捉える際の期間に関して、基本的に長ければ長いほどいいというわけではないです。
全体と細部
そして、マネジメントでは常に俯瞰的な視点から行うことが大切となりますが、細部に焦点を全く合わせなくていいというわけでもありません。



その理由として相手の視座や視点が異なることもありますが、合成の誤謬※1または分割の誤謬※2が生じることがあるためです。
※1 合成の誤謬(ごびゅう)とは
ある集合または全体における各部分(構成要素)で真であることが、それらを全て合わせた集合または全体でも必然的に真であると仮定してしまう論理的な誤りのことです。



ちなみに、この概念は経済の分野で用いられることが多いです。
※2 分割の誤謬(ごびゅう)とは
ある集合または全体で真であることが、その集合または全体における各部分(構成要素)でも必然的に真であると仮定してしまう論理的な誤りのことです。
合理性と人間性
一方、マネジメントにおいて非常に重要となる合理性を保つためには、感情的または主観的などにならない必要があります。
しかし、そのことが自身の人間性を下げなければならないというわけではなく、むしろ合理性と同等に重要な要素となります。
柔軟性(自主性や主体性など)と統制
外部と内部双方の環境※などの変化や想定外も含めた様々な場面に対応できるよう、マネジメントでは主体性や自主性を含む柔軟性が重要です。
※外部と内部双方の環境
経済用語では、外部(マクロ)環境と内部(ミクロ)環境として言い表されます。
しかし、だからと言って柔軟性を過度に重視すると、統制や秩序などの乱れや、現場負荷および管理コストの肥大化などにつながってしまう場合があります。
責任と権限
ここで、柔軟性(自主性や主体性など)と統制のバランスは、責任と権限のバランスと密接な関係にあります。
そのため、責任と権限のバランスが不適切な場合、柔軟性(自主性や主体性など)と統制のバランスも不適切な状態となります。



加えて、そのことから整合性が損なわれ、またマネジメント階層のメンバーに心理的ストレスや不満を募らせることにもなります。
安定と変化(革新)
安定を求めすぎると、付加価値の創出もしていくことでお話しした
という考えまたは状態になります。
しかし、そういったことから逆に過度に変化(革新)を起こそうとすると、統制や仕組み化などに乱れが生じ、組織維持の危機や資産性の喪失などを招く場合があります。



ちなみに心理的傾向や外部環境などによって前者は特に30代~50代以降、後者は特に20代の方に起こりやすい傾向があります。
この記事の要約



今回のお話を、簡単にQ&A形式で要約しておきました!
今回のお話におけるマネジメントとは?
今回のお話におけるマネジメントとは、組織の目標または使命を達成するために経営資源を効果的かつ効率的に活用し、成果をあげるとともに付加価値を創出していく総合体のことです。
そして、この定義も踏まえて、マネジメントに対して責任を負う者のことが、個人的に思うマネージャーです。



詳細は以下の記事をご覧ください!


気を付けること(注意点)とはどういう意味で言っている?
今回のお話における重要なことは、
- 物事を実際に行う中で、それが本質的あるいは概念的な成立条件から逸脱していかないように意識的に注意を向け続けること
- 実際に物事を行う中で、それが本質的あるいは概念的にズレていかないようにするための注意点
のことを指しています。
そして、ここにおける注意は、一般的な意味はもちろん、心理学における意味も含んでいます。
マネジメントで気を付ける(注意する)ことってなに?
マネジメントで気を付ける(注意する)こととして、個人的には主に次の5つがあります。
- 人への業務・タスクの依頼
- 人に任せない・任せすぎないこと
- 成果と付加価値
- 付加価値の創出もしていくこと
- 属人化の扱い方
- 属人化を正しく扱うこと
- 相手とのコミュニケーション
- 相手の視座および視点を考慮すること
- コミュニケーションをコストとしてみること
- 様々な要素のバランス
- 様々な要素間のバランスを適切に調整していくこと



これらのことに注意して、自分は社会人になって半年でSV(スーパーバイザー)という現場管理職になり、2年目で多岐にわたるマネージャークラスの業務をこなすようになりました。
なんで人に任せすぎはダメなの?
その理由は、人に任せすぎることから生じる情報の非対称性※などによって進捗や状況などの実態を十分または正確に把握できなくなることがあるからです。
※情報の非対称性とは
当事者間における情報の格差のことを指す経済用語です。



実際、そのことから様々な問題や弊害が出てしまい、最終的にマネジメントが形骸化したというパターンを自分はいくつか見てきました。
そのようなことから、自分は日々のマネジメント業務では人への業務・タスクの依頼に関して気を付けて(注意して)います。
付加価値の創出もしていくことに気を付けない(注意しない)とどうなるの?
その点に気を付けない(注意しない)と、最終的に「マネジメント ≒ (現状を維持するための)管理」という誤った考えまたは状態に陥ります。
マネジメントの本質は、成果をあげるとともに付加価値を創出していく総合体です。
そのため、付加価値の創出していくことも意識して行っていかないと、表面的に成り立っていても本質には沿っていないことになります。



ちなみに、このことは、変化を恐れて安定ばかり求めている場合に起こりがちであると個人的に感じています。
マネジメントにおいて属人化はダメなんじゃないの?
意図的に成果をあげるとともに付加価値を創出していく構造や設計の一部に属人化または属人性を組み込んで機能させることができている場合はダメではありません。



確かに属人化または属人性には様々なデメリットがありますが、メリットもあります。
そのため、「“属人=悪”、だから属人化は何があっても避けよう」という考えに至るのは行き過ぎです。
マネジメントにおけるコミュニケーションで気を付ける(注意する)ことは?
相手の視座および視点を考慮することと、コミュニケーションをコストとしてみることであると個人的には感じています。
まず、コミュニケーションに関して、取引経済学の観点ではそれをコストとして捉えます。
一方、階層別マネジメントにおける種類の違いによって視座と視点が異なり、また個人特性の違いによって視点はさらに異なることになります。



そのため、実務的に言うと必要以上に会議などの話し合う機会や時間を多くせず、また指示出しも含めたその場では相手の視座および視点を考慮する必要があると言えます。
様々な要素間のバランスを適切に調整していくことにおいて特に気を付けた方がいい要素間は?



個人的に、特に気を付けた(注意した)方がいいと思う要素間は次の6つになります。
- 中長期と短期
- 全体と細部
- 合理性と人間性
- 柔軟性(自主性や主体性など)と統制
- 責任と権限
- 安定と変化(革新)



ここで、柔軟性(自主性や主体性など)と統制のバランスは、責任と権限のバランスと密接な関係にあります。
まとめ|近視眼や短絡による偏り(バイアス)を持たないこと
今回は、自身が普段行っているマネジメント業務や経験だけでなく、独自に整備および展開しているマネジメントの概要も射程に含めた上で、
- 人への業務・タスクの依頼
- 成果と付加価値
- 属人化の扱い方
- 相手とのコミュニケーション
- 様々な要素間のバランス
についてお話ししてきました。
しかし、細かく見ていけば、マイクロマネジメント※にならないことなどその他にも気を付けること(注意点)は様々あります。
※マイクロマネジメントとは
部下の業務遂行におけるプロセスや各行動など細部にまで過度に干渉して行うマネジメントのことです。
そこで、それらも含めて一言で端的にマネジメントで気を付ける(注意する)ことを表すと、
となります。
詳しく言えば、
です。



とは言え、実際にマネジメントを行ってみると難しいと感じる人は少なくなく、またそのことから最終的に挫折してしまうという人も珍しくありません…。
マネジメントサポート
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